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Amazonビジネスとは?評判・口コミやメリット・デメリットをわかりやすく解説

この記事ではAmazonビジネスについて、法人用・個人事業主用の2アカウントを利用している当サイト管理人が解説していきます。

聞き馴染みのない人にとっては何がいいのかわからない「謎のサービス」ですよね?

しかし、東証プライム市場に上場する企業の75%以上、日本の国立大学の90%以上が利用している大人気サービスです。

私も「普通のAmazonとかアスクルでよくない?」と思っていた一人ですが、中身を知っていくと驚きました。

重要な情報を整理して、わかりやすさ重視でご紹介します。

カメ君

Amazonビジネスは無料で利用できます!

目次

Amazonビジネスの口コミ・評判

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横浜ゴム株式会社
現場から「他で買えないものがAmazonにはある」との声が。
出典:Amazonビジネス

グリー株式会社
Amazonビジネスについては日本でサービスを開始した直後に知り、すぐに導入が決定しました。もともと、私たちの部署では個人向けAmazonを利用していたものの、一部商品で注文数の上限があることやコーポレートカードの利用上限額に達したことで困惑することもありました。
しかし、注文数の上限もなく、月末締めの請求書払いが可能なため、コーポレートカードの上限額を気にする必要もありません。それでいて、迅速な配送や送料の削減、品揃えによる利用者満足などのメリットをそのまま享受できます。個人向けの利便性はそのままに、法人のニーズに応えた機能がプラスされたAmazonビジネスの導入は、私たちにとっては必然だったといえます。
また、キャンペーン期間を経て、Businessプライムにも加入しました。配送スピードや送料部分など、得られるメリットと比較すると年会費は相当低く抑えられており、迷う余地すらありませんでした。
出典:Amazonビジネス

法人利用者
法人価格なのでお得。
どんな商品にも法人価格が適用されるので、個人的な用事でも利用できます。
領収書も簡単に取り出せますし、インボイスも対応しているので安心。
何か分からなことや不具合が起こればコールサービスも対応・早く解決してくれるので助かります。
仕事で仕入れとして重宝しています。
ただ、特定の商品を調べているにも関わらず、おすすめとして異なる商品がでてくるのが微妙。
配送先へ何らかの理由で送れないと強制的に荷物持ち去りになってしまうので、その点は不便を感じました。
置き配もデフォルトで使用する設定なのでややこしいです。
独自アンケート

Amazonビジネスのメリットや強み

Amazonビジネスのメリットは下の9つ。

  • 商品代金が安くなる
  • 他通販会社や個人向けAmazonと比べて品揃えが多い
  • 請求書払いOK!後払いが可能
  • 適格請求書発行可否がわかる(インボイス)
  • 購入したものが会計ソフトと自動連携
  • 複数ユーザーと共有できる
  • Amazonビジネス専用アプリ
  • 1点からでも送料無料&お急ぎ便に対応
  • 法人向け販売もできる

利用イメージが湧きやすいように解説します。

①:商品代金が安くなる|4つの割引制度

個人向けのAmazonよりさらに安い価格で購入できます。

下の4つです。

  • 法人価格
  • 数量割引
  • 累積購入割引
  • 新商品5%割引

法人価格

Amazonビジネス利用者向けに、一部の商品に設定されています。

数量割引

購入数に応じて割引率が上がる割引制度です。

備品の大量購入やロット数が大きい仕入れなどにもメリット。

累積購入割引

過去12か月間に購入した合計数に基づく割引制度です。

累積購入割引が適用されると、対象商品を購入する度に割引が適用されます。

リピート購入割のようなイメージです。

新商品5%割引

Amazonビジネスに登録している法人・個人事業主限定で、新商品が法人割引で5%以上割引になる制度です。

②:他通販会社や個人向けAmazonと比べて品揃えが多い

数億種類ある個人向けのAmazonの品揃えに加えて、3,000万種類以上の商品を販売。

他社とも比較してみましょう。

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サービス名品揃え
Amazonビジネス個人向けAmazon +3,000万種類
個人向けAmazon数億種類
モノタロウ約2,000万種類
アスクル約1,200万種類
たのめーる約200万種類

Amazonビジネスの品揃えは圧倒的。

業務用の手指消毒剤やプリンターなど、プロ仕様の機器や産業用製品も販売。

また、業界固有の認可された商品は、資格があれば購入可。(医療機関・政府機関向けの医療関連物資など)

一般的なものから業界でも珍しいマニアックな商品が購入できます。

③:請求書払いOK!後払いが可能

ポイント
  • 手数料無料
  • 請求書締め日の1ヶ月後に支払い
  • 締め日を選べる

支払方法の1つとして「請求書払い」が選べます。

1ヶ月分の購入代金をまとめて後払いする形式です。

支払いのタイミングは、請求書締め日の1ヶ月後。

締め日は5日、10日、15日、20日、25日、末日から選択可。

資金繰りしやすい

その都度、支払わなくてもいいため、キャッシュフローのタイミングに合わせた資金繰りがしやすいです。

事業の入金タイミングに合わせれば、効率よくお金を回せるのがメリット。

部署別に請求書発行と締め日の設定ができる

組織形態に合わせて部署や部門、プロジェクト単位でグループを作成して、グループごとにそれぞれ請求書の発行先住所や発行締め日の設定ができます。

個人事業主や数人規模の会社は関係ないと思いますが、大きな組織な場合は、経費管理がしやすくなります。

請求書はPDFで発行

請求書は登録したメールアドレス宛にPDFが添付されて送られてきます。

補足:利用に審査あり

請求書払いの利用には審査があります。

また、購入可能限度額は、アカウントごとに異なります。

そのため、毎月上限なく利用出来るわけではありません。

購入限度額の具体的な指標は非公開

④:適格請求書発行可否がわかる(インボイス制度)

商品検索時の絞り込み機能で「適格請求書(インボイス)」を発行可能な商品のみを表示できるようになっています。

また、適格請求書(インボイス)発行対象の出品の場合、各商品の詳細ページで「適格請求書発行対象」という文言も表示されるので、購入の際に出品者にお問い合わせする必要がありません。

適格請求書等保存方式(インボイス制度)に対応する機能は、Amazonビジネスならではです。

アマゾンジャパン合同会社が発行するインボイス、請求書などの各種帳票のダウンロード可能期間は10年間

⑤:購入したものが会計ソフトと自動連携

ポイント
  • 対象会計ソフト:freee会計|ecubenet

Amazonビジネスで購入したものは、対象会計ソフトと自動連携ができます。

経費管理や会計仕訳が自動化できるので、入力の手間いらず。

freee会計の場合は、Amazonビジネスを同期するだけで、インボイス原本が自動でfreee会計に連携され、電子帳簿保存法に対応したインボイス保存ができます。

めちゃくちゃ便利です。

⑥:複数ユーザーと共有できる

従業員をユーザーとして追加できるため、 各企業に合った購買グループ作成や支払い手段の共有、「承認ルール」の作成ができます。

例えば、法人向けクレジットカードをグループで共有可能なため、立て替えや代行発注をする手間が省け、経費管理が簡単になります。

また、シングル・サインオン(SSO)接続も可能です。

不正利用防止の心配不要

複数ユーザーと共有できるのは便利ですが、不正利用のリスクも考えますよね。

ユーザーごとに毎月の上限額を自由に設定可能なので、特定ユーザーの使いすぎ防止ができます。

そして、不正利用防止のため、購入前に決済管理者に承認メールが届き、管理者が購入OKを出したものだけ購入できる機能も備わっています。

そのため、心配はありません。

⑦:Amazonビジネス専用アプリ

Amazonビジネス専用アプリがあるため、個人向けAmazonアプリと使い分けができて便利です。

パソコンがなくても注文やユーザー管理などができるため、重宝間違いないです。

⑧:1点からでも送料無料&お急ぎ便に対応

Businessプライム会員になれば、1点からでも送料無料&お急ぎ便を利用できます。

年会費は初年度4,900円。(408.3円/月)

月に1回以上「2,000円未満の商品の購入」「お急ぎ便」「日時指定便」のいずれかを利用する場合は、Businessプライム会員の方がお得です。

理由は、下記の送料一覧表のとおりです。

Amazonビジネスでかかる送料

注文金額本州・四国北海道・九州
沖縄・離島
2,000円以上無料無料
2,000円未満410円450円

通常配送の場合は、2,000円以上であれば送料無料です。

お急ぎ便の場合は、最低でも1回あたり510円かかります。

すでに個人向けAmazonプライム会員はDuoを検討

Amazonプライム会員を対象に、Businessプライムのサービスを追加料金なしで利用できる「BusinessプライムDuo」があります。

すでにAmazonプライム会員の場合は、試しに利用してみてください。

1ユーザーのみ利用できるため、一人社長や個人事業主向き。

⑨:法人向け販売もできる

Amazonビジネスは、購入利用メリットだけでなく、法人販売もできるのがメリットです。

しかも追加費用なし。

与信や回収を行なってくれるだけでなく、FBAの利用もできるため、商品の保管から配送まですべて安心してAmazonに代行してもらえます。

販路拡大や売上増を目指す企業にとっては、参入を検討してみてください。

Amazonビジネスで販売を行っている法人の口コミ・評判

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売上純増

Amazonビジネスのデメリットや弱み

Amazonビジネスのデメリットは下の4つ。

  • 個人アカウントと統合すべきではない
  • Businessプライム非会員は送料がかかる
  • Businessプライム非会員は配送日数がかかる
  • 個人事業主は書類提出が必要

特に、個人アカウントと統合するのはやめておきましょう。

詳しく解説します。

個人アカウントと統合すべきではない

Amazonビジネスは、個人アカウントとは別のメールアドレスで利用しましょう。

統合はおすすめできません。

理由は3つ。

  • 個人アカウントのプライム会員が利用できなくなる
  • 過去の購入履歴が見れてしまう
  • 購入用途がごちゃごちゃになる

個人アカウントのプライム会員が利用できなくなる

Amazonプライムのビデオ、ミュージック、photoなどの特典が利用できなくなります。

過去の購入履歴が見れてしまう

Amazonビジネスでグループ共有した場合、個人アカウントの購入履歴も共有されてしまいます。

購入しているのがバレたら気まずいものありませんか?

自分が気まずいと思っていなくても相手が気まずく感じることもあるので、マナーとして分けておくべきだと思います。

購入用途がごちゃごちゃになる

購入した商品が事業用なのかプライベート用なのか分からなくなってしまったり、会計ソフトの自動連携がしにくくなります。

Businessプライム非会員は送料がかかる

注文金額本州・四国北海道・九州
沖縄・離島
2,000円以上無料無料
2,000円未満410円450円

Amazonビジネスの無料会員だと上記送料がかかります。

送料と購入状況をもとに、Businessプライム会員になるかどうか検討してみてください。

複数名で利用する場合は、Businessプライムがおすすめです。

1名で利用する場合は、BusinessプライムDuoがおすすめです。

Businessプライム非会員は配送日数がかかる

無料会員でもお急ぎ便を利用できますが、別途追加料金がかかります。

お急ぎ便を利用しないと、商品到着まで数日かかってしまうのがデメリット。

すぐに届けて欲しい場合は、Businessプライム会員になっておきましょう。

個人事業主は書類提出が必要

個人事業主は、以下のいずれか1点の書類提出が必要です。

  • 確定申告書B: コピー1部
  • 開業届出書: コピー1部
  • 過去2年以内の所得税青色申告決算書: コピー1部
  • 過去2年以内の青色申告承認申請書: コピー1部

形式:「jpg」または「pdf」
容量:10MB以内

開業間もない方でも、税務署に開業届出書を出していれば条件的にOKです。

審査に落ちるケースは滅多にないと言われていますが、文字が鮮明に読み取れるように準備しましょう。

また、書類に税務署の押印があるもの出ないと受け付けてくれません。

結局、Amazonビジネスと通常のAmazonは何が違うの?

Amazonビジネスは、個人向けのAmazonにビジネス向けの機能やサービスを追加した法人・個人事業主向けサービスです。

使い方や操作画面は個人向けAmazonと同じ。

しかし、Amazonビジネスだけの割引制度や幅広い種類の商品、大口注文、会計ソフトとの自動連携、インボイス制度対応の見える化など、ビジネスシーンでの利便性向上が特徴的。

AmazonビジネスAmazon
登録料無料無料
請求書払い×
ユーザー共有×
数量割引×
複数ユーザー共有×
会計ソフト
自動連携
×
インボイス制度わかりやすいわかりにくい

Amazonビジネスの登録方法

登録自体は2〜3分で完了します。

代表者でなくても、社員さんやパートーさんに登録してもらっても構いません。

ステップ1:メールアドレスを登録する

Amazonビジネスのトップページへアクセスし「無料登録はこちら」ボタンを押します。

すると、登録ページが表示されるので、Eメールアドレスを入力します。(個人アカウントで利用していないメールアドレス推奨)

メールアドレス入力後に「ビジネスアカウントを作成する」ボタンを押します。

ステップ2:法人情報を登録する

氏名、Eメールアドレス、パスワードを入力して「次に進む」ボタンを押します。

氏名は、法人名ではなく代表者名を入力します。

入力したメールアドレス宛に確認コードが届いているので入力します。

担当者氏名・会社名・住所などを入力します。

住所ですが、法人は本社、個人事業主は事務所の所在地を入力。

個人事業主の場合は、ここで必要書類を添付します。(法人は書類添付不要)

流れに沿って入力が終わったら登録完了です。

ステップ3:登録情報確認

住所や会社名などの確認があります。

通常3営業日以内に登録可否の連絡がきます。

登録情報確認完了期間は個人差あり

私の時は、法人情報を登録してから2分後に完了メールがきました。

電話での確認もあるみたいです。

請求書払いの審査結果も届いた

請求書払いの審査結果も即日届きました。

私の場合は10万円分からスタート。

まとめ|Amazonビジネスに無料登録をして比較してみてください

法人・個人事業主の方がAmazonビジネスに登録しないのは、大きな機会損失になる可能性があることをイメージできたのではないでしょうか?

利用できるまでに時間がかかる場合があるので、すぐに無料登録しておきましょう。

無料登録すると、Amazonビジネス内で販売されている商品や価格が見れるようになります。

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