カラーコード変換ツール
| 形式 | 変換結果 |
|---|---|
| HEXA (16進数) | #3498DBFF |
| RGBA (Red, Green, Blue, Alpha) | |
| CMYKA (Cyan, Magenta, Yellow, Key/Black, Alpha) | |
| HSVA (Hue, Saturation, Value/Brightness, Alpha) |
- 「PhotoshopのRGBをCSSで使いたいけど、HEXに直すのが面倒…」
- 「IllustratorとFigmaで色が微妙に違う?」
- 「印刷用にCMYKで指定したいけど、RGBしかわからない」
色の変換で手が止まった経験、ありませんか?
デザインやコーディングの現場では、HEX、RGB、CMYK、HSVなど、異なるカラーコードが日常的に飛び交います。
でも、それぞれを手作業で変換するのは時間の無駄。
しかも計算ミスのリスクもあります。
この記事の上部で使えるカラーコード変換ツールは、そんな悩みを一瞬で解決します。
数値を入力するか、カラーピッカーで色を選ぶだけで、HEXA、RGBA、CMYKA、HSVAの4形式に同時変換。
しかも透明度(アルファチャンネル)にも完全対応。
ワンクリックでコピーできるので、すぐにコードに使えます。
このツールの特徴
このツールは、デザインやコーディングで一般的に使われる主要なカラーコードモデルをリアルタイムで相互に変換できます。
HEXA(16進数+透明度)、RGBA(Web・デジタル)、CMYKA(印刷)、HSVA(直感的な色指定)のいずれかの値を入力・調整すると、他のすべての形式に即座に変換されます。
これにより、異なるプロジェクトやソフトウェア間での正確な色指定が容易になります。
1. 主要4形式を完全網羅!透明度も完全対応
このツールは、デザイン・コーディングで使う主要な4つのカラーコード形式に対応しています。
HEXA(16進数 + 透明度)
- Web標準のカラーコード
- #RRGGBB または #RRGGBBAA 形式
- CSSで最も使われる
RGBA(Red, Green, Blue, Alpha)
- デジタルデザインの基本
- R/G/B: 0-255、Alpha: 0-1(または0-100%)
- CSS、Canvas、多くの画像編集ソフトで使用
CMYKA(Cyan, Magenta, Yellow, Key/Black, Alpha)
- 印刷物の色指定
- すべて0-100%で表記
- オフセット印刷、インクジェット印刷で使用
HSVA(Hue, Saturation, Value, Alpha)
- 直感的な色の指定
- 色相(0-360°)、彩度・明度(0-100%)
- 色の微調整に最適
2. リアルタイム変換!どこを変えても即座に全部更新
どの方法で色を変更しても、すべての形式に即座に反映されます。
- HEXコードを入力 → 他の3形式に自動変換
- RGBスライダーを動かす → HEX、CMYK、HSVに自動変換
- カラーピッカーで選択 → 全形式に即反映
この双方向変換により、「この色、別の形式だと?」という疑問がゼロになります。
3. スライダーで直感的に微調整
3種類のスライダーセットで、色を細かく調整できます。
RGBAスライダー
- 赤・緑・青・透明度を個別調整
- デジタル色空間での直接操作
CMYKAスライダー
- シアン・マゼンタ・イエロー・キー(黒)・透明度を調整
- 印刷物の色を想定した調整が可能
HSVAスライダー
- 色相・彩度・明度・透明度を調整
- 「もう少し明るく」「彩度を下げたい」といった直感的な操作
4. ワンクリックコピーでコードをすぐに使える
各形式の横にある「コピー」ボタンで、一発でクリップボードにコピー。
- コードを手入力する手間が不要
- 入力ミスがゼロ
- すぐにCSSやデザインツールにペースト可能
5. リアルタイムプレビューで色を視覚的に確認
大きなカラープレビューで、設定した色を実際に目で確認できます。
- 透明度も視覚的に確認可能(チェッカーボード背景)
- 数値だけでなく、見た目で判断できる
- 「思ってた色と違う!」を防げる
ツールの活用シーン
このツールが、デザインや開発の現場でどのように役立つのか、具体的な「困った!」シーン別にご紹介します。
シーン1:デザイナーさんへ
「印刷用のCMYKデータを、Webサイト用に変換したい…」
クライアントから提供されたロゴデータやブランドカラーがCMYK(印刷用)指定だった、というケースは頻繁にあります。このツールを使えば簡単です。
- CMYKAスライダーに、指定されたC, M, Y, Kのパーセンテージを入力します。(透明度が不要ならAは100%のまま)
- 「結果表示エリア」に、Webで使えるHEXAやRGBAの値が瞬時に表示されます。
- あとは「コピー」ボタンを押すだけ。
これで、IllustratorやPhotoshopを開かずに、正確なWeb用のカラーコード(RGB)を取得できます。
シーン2:コーダーさんへ
「このHEXコードに、透明度50%を追加したい…」
デザイナーから「この#3498DBを半透明にして重ねてほしい」と言われた時、わざわざ電卓で計算していませんか?
- HEXAコード入力欄に
#3498DBと入力します。 - RGBAスライダーの「A(アルファ)」を「50%」にドラッグします。
- 「結果表示エリア」に、透明度50%が反映された
rgba(52, 152, 219, 0.5)と、8桁のHEXAコード#3498DB80の両方が表示されます。
もう透明度の計算で悩む必要はありません。
RGBAでも8桁HEXAでも、好きな方をコピーしてCSSに貼り付けられます。
シーン3:ブロガー・Web担当者さんへ
「今の見出し色(#FF0000)を、もう少しくすんだ赤にしたい…」
「真っ赤(#FF0000)は強すぎる。少しだけ彩度を落として、少しだけ暗くしたい」
そんな時、HEXコードだけで微調整するのは至難の業です。
- HEXAコード入力欄に
#FF0000と入力します。 - HSVAスライダーに注目します。
- 「S(彩度)」のスライダーを少し左に動かして、色をくすませます。(例: 100% $\rightarrow$ 80%)
- 「V(明度)」のスライダーを少し左に動かして、色を暗くします。(例: 100% $\rightarrow$ 90%)
- プレビューで「ちょうどいい赤」になったら、「結果表示エリア」のHEXAコードをコピーして使えます。
HSVスライダーは、「色合い」「鮮やかさ」「明るさ」で色を直感的に調整できるため、デザインの知識がなくても簡単に好みの色を見つけられます。
使い方
このツールで色を設定し、変換結果を得る方法は主に以下の3つです。
1. HEXAコード入力とカラーピッカーの利用
HEXAコード入力欄に、#RRGGBB(不透明)または#RRGGBBAA(透明度あり)形式で値を直接入力します。入力に応じて下のスライダーと結果が更新されます。
入力欄の隣にあるカラーピッカーをクリックして、視覚的に色を選択することもできます。
2. スライダーによる直感的な色調整
ツール下部にあるRGBA、CMYKA、HSVAの各スライダーを左右にドラッグして色を調整します。
- RGBA:デジタル色空間(R/G/B 0-255、A 0-100%)。
- CMYKA:印刷色空間(すべて 0-100%)。
- HSVA:色相(H 0-360°)、彩度(S 0-100%)、明度(V 0-100%)で構成され、直感的な色探しに役立ちます。
スライダーの値を変更すると、すべての入力欄と結果が連動して更新されます。
3. 変換結果の確認とコピー
入力・調整によって変化した結果は、下部の「結果表示エリア」に一覧表示されます。
必要な形式のコードの隣にある「コピー」ボタンをクリックすると、そのコードがクリップボードにコピーされます。
なぜ?カラーコードがこんなに多い理由(基礎知識)
「HEXもRGBAもCMYKも、なんでこんなに種類があって面倒なんだ!」
その理由は、「どこで色を使うか?」(媒体)によって、色の作り方が根本的に異なるからです。
1. HEX / RGBA:Web・画面用(光の三原色)
- HEX (16進数):
#RRGGBBの形式。Webデザインで最も一般的に使われます。#FF0000= 赤。 - RGBA (Red, Green, Blue, Alpha):
rgb(255, 0, 0)の形式。 - 仕組み: パソコンやスマホの画面は、R (赤)・G (緑)・B (青)の光を混ぜて色を作ります。全部混ぜると白くなるため「加法混色」と呼ばれます。
- Alpha (A):
rgba(...)のaや、8桁のHEXA (#RRGGBBAA) のAAは、透明度(不透明度)を示します。
このツールのポイント
rgba(255, 0, 0, 0.5)(50%透明な赤)と#FF000080(50%透明な赤)は、CSSでは同じ意味です。このツールは両方を瞬時に計算します。
2. CMYK:印刷用(色の三原色)
- CMYK (Cyan, Magenta, Yellow, Key):
cmyk(0, 100, 100, 0)の形式。 - 仕組み: プリンターや印刷機は、C (シアン)・M (マゼンタ)・Y (イエロー)のインクを混ぜて色を作ります。理論上は3色を混ぜると黒になりますが、実際は濁った色になるため、それを補う K (Key = 黒)インクが使われます。色を混ぜるほど暗くなるため「減法混色」と呼ばれます。
- 注意点: Web用の色(RGB)をそのまま印刷(CMYK)で使おうとすると、特に鮮やかな青や緑は、くすんだ色に変わってしまいます。これは、光(RGB)で表現できる色の範囲が、インク(CMYK)よりも広いためです。
このツールのポイント
CMYKスライダーで色を指定すると、それに最も近いWeb用のRGB/HEXカラーに変換します。
3. HSV (HSB):直感的な色指定
- HSV (Hue, Saturation, Value):
hsv(0, 100, 100)の形式。 - 仕組み: 人間が色を認識する方法に近いカラーモデルです。
- H (色相): 0°〜360°。色の種類(赤、黄、緑、青…)
- S (彩度): 0%〜100%。色の鮮やかさ(0% = 無彩色/グレー)
- V (明度 / Brightness): 0%〜100%。色の明るさ(0% = 黒)
- 利点: 「もう少し鮮やかに」「もう少し暗く」といった直感的な色調整がスライダーで簡単にできるため、デザイナーによく使われます。
このツールのポイント
このツールはHSVスライダーに対応しているため、色コードがわからなくても、感覚的に好きな色を探し、その色のHEXやRGBAコードを得ることができます。
よくある質問(FAQ)
- RGBとCMYKで色が違って見えるのはなぜ?
-
色の再現方式が根本的に違うためです。
RGBは光(加法混色)、CMYKはインク(減法混色)。
特に鮮やかな色は、CMYKで再現できない場合があります(色域が狭い)。
印刷物を作る際は、印刷会社に色校正を依頼するのがベストです。
- HEXコードの#は省略できる?
-
CSSでは省略できません。必ず#が必要です。
ただし、このツールでは入力時に自動で補完されます。
- 3桁のHEXコード(#FFF)はどう変換される?
-
3桁のHEXコードは、各桁を2回繰り返した6桁に展開されます。
例:#FFF → #FFFFFF(白)、#F00 → #FF0000(赤)
まとめ:色の変換ストレスから解放されよう!
この「カラーコード変換ツール」は、デザイナー、コーダー、Web担当者など、色を扱うすべての人が直面する「面倒な変換作業」をなくすために制作しました。
- 印刷データ(CMYK)をWeb(RGBA/HEX)に変換したい
- HEXコードに透明度(Alpha)を加えたい
- 直感的に色を探してHEXコードを取得したい
これらすべての作業が、このページ一つで完結します。
もう複数のツールを使い分けたり、面倒な計算をしたりする必要はありません。
この記事が役に立った!便利だ!と感じたら、ぜひこのページをブックマークして、あなたの日々のデザイン・コーディング作業にお役立てください。
